塗替え時期のタイミング
建物が建築されてから８年～１０年以上経つと、風、雨及び紫外線などにより、鉄部･木部・モルタル・サイディング等に
塗装された塗料の汚れ・色あせ・防水機能の低下が目立つようになります。
塗料のもつ機能の低下は、下地材の劣化を進行させ放っておけば、内部に雨水が浸入し、下地材の腐食を進行させ、
塗装改修費用も非常に大きなものとなります。
お住まいに次のような症状が見えましたら、そろそろ塗替えを考える時期で専門家に相談してください。
「部位ごとにみた」外壁塗装のタイミング
ご自宅の外壁塗装の時期は一般的に購入時から10年前後と言われています。
しかし、外壁の材質や周辺環境によって塗替えのタイミングは異なってきます。
下記の表は部位、材質ごとのおまかな塗替えのタイミングです。
| 外壁 | 吹き付け | 6～10年 |
| サイディング | 10年 | |
| ALC | 10年 | |
| 屋根 | カラートタン | 5～8年 |
| スレート(コロニアル) | 10年 | |
| 木部 | 3年 | |
| 鉄部 | 3年 | |
※詳しくは専門スタッフへご相談下さい。
「症状でみた」外壁塗装のタイミング
① 下地のひび割れが目立つ（モルタル面）
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壁にひび割れが目立ってきたら要注意
ひび割れ部より内部へ雨が浸入し、下地材の腐食が進行します。 |
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② 基礎に亀裂がみられる
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基礎等に亀裂が目立ったら要注意
基礎コンクリート部に水分が 浸入しコンクリート内部の鉄筋を 錆びさせ、コンクリートの爆裂等 |
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③ 塗膜を手で触ると粉がつく（チョーキング現象）
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手に白い粉が付くようだと要注意
風雨、紫外線等により塗料の劣化が起きており、防水及び躯体保護が低下しています |
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④ 汚れ・カビ・藻などの発生
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汚れ藻など気になったら要注意
塗膜の光沢がなくなり、カビが繁殖しやすくなる為、このような状態になります。 |
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⑤ 塗膜の浮き・ハガレ・割れが発生
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塗料に剥がれ・浮きが目立ったら要注意
塗料自体の付着機能、防水機能が低下し、内部に水が浸入します。 |
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⑥ 屋根カラーベストの色あせ
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カラーベストの色が薄くなったら要注意
カラーベストの色あせが見られ、塗料のもつ防水機能も低下しており、内部に洩水の可能性があり、雨水が内部に浸入することにより木材を腐食させ大きな費用につながります。 |
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⑦ 屋根瓦棒（鉄部）の錆びの発生
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錆びが表面に見られだしたら要注意
塗料の劣化により錆が急速に進行し鉄部素材の腐食が進行し取替なければならない事になります。 |
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⑧ 鉄部の錆が所々に見られる。
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錆びが表面に見られだしたら要注意
塗料の劣化により錆が急速に進行し鉄部素材の腐食が進行し取替えなければならない事になります。 |
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⑨ 木部の塗装が劣化している
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木部に色あせ・剥がれ等が見られたら要注意
木部に塗られた塗料の劣化により雨水が木部にしみ込み素材の腐食を速めます。 |
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⑩ シーリングの破損が見られる(ｻｲﾃﾞｨﾝｸﾞ面）
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シーリングの切れ・硬化が見られたら要注意
シーリングの破損により内部に雨等が浸入し下地材の腐食を進行します。 |
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⑪ 築後10年以上経過した建物
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| 屋根・壁面の塗料のもつ防水機能、美観もそろそろ限界にきています。 塗替えを考える時期です。 建物の早期発見、早期治療をすれば大きな費用になりません。 |